四国は愛媛県の南西に位置する宇和島市。リアス式の入り組んだ海岸線の一角の、小さな村が「玉津」です。 古くから農漁村であったこの村を形成するのは、海と山のみで、ほとんど平地はありません。そんな村での人々の暮らしを支えているのは、柑橘の栽培。 明治30年代頃から、温州みかんに始まり、時代の流れに合わせた柑橘の取り組んでおり、そのプライドは何代にも渡り受け継がれています。